2015年05月30日

仙石線「全線運転再開」に寄せて

ファミマ野蒜.jpg



ネットでニュースなどを眺めていて、仙石線が「全線復旧した」という表現をいくつか見かけ、違和感を覚えました。
仙石線は復「旧」などしていません。

津波で大きな被害を受けた陸前大塚〜陸前小野間は、丘陵上に建設された新市街地へ一緒に移設されました。
「旧に復した」わけではありません。

そこを勘違いしないよう、僕は「運転再開」という表現を、今後、注意して使おうと思います。
これまで、深く考えずに「復旧」と書いてしまった路線もあったかもしれませんから、反省です。

写真は、旧野蒜駅舎を修理改装してオープンしたファミマ&地域交流施設。
吹雪の中たどり着き、この灯火を見て、僕は救われたような気持ちになりました。

でも、ここにはもう、電車は来ません。
裏手に残されたままだった、破壊されたホームは今、どうなったでしょうか。
来月、訪れた時に自分の目でしっかり見なければ。

運転が再開されたことは非常に喜ばしいこと、めでたいことです。
でも、「問題は明日から」なのです。

「復興」へは、まだまだ道半ばであることを忘れたくはないですね。
今日を祝ったら、それで終わりということにはしたくないです。

僕は5年先、10年先にも、被災地を訪れ続けると心に決めています。
復興への力添えに少しでもなれば幸い。
それに、阪神・淡路大震災で人生を狂わされた、自分自身のための「巡礼」でもあります。




posted by twins at 12:40| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | → 旅したところ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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