2011年07月21日

最後の「ぴあ本誌」

最後のぴあ.jpg今日21日は鉄道各誌の発売日ですが、それよりも先に、「ぴあ」を駅前の書店で買いました。
数年ぶりのことです。
これにて休刊となる、最終号です。
中部版、関西版は、ひと足先に去年6月と10月に相次いで休刊となっていますので、これで雑誌としての「ぴあ」は消えることになります。

元社員の僕としては、「ぴあ本誌」(社内ではこう呼ばれていました)の休刊は、やはり感慨深いものがあります…


大学4回生の夏(当時の就職活動は、そんな時期)。
新聞広告で、ぴあ(株)の社員募集を見つけたのが、出版業界への第一歩でした。

第1次面接は東京で。
だけど交通費が出ないとのことで、前日の「大垣夜行」に乗って東へ向かいました。

しかし、静岡県下で集中豪雨があり、蒲郡で抑止。
やっと動き出したかと思うと、静岡でまた抑止…
結局、熱海で運転打ち切りとなり、後続の列車に乗り換えて、何とか指定の面接時間に間に合ったという思い出があります。

バブル真っ最中の頃です。
1次面接に来た学生は2000人とも4000人とも、後で聞きました。
そんな中から選ばれた21人の中に、なぜか僕が紛れ込んでいました。
何で、僕は採用されたんでしょうかね?
今でも、その理由を聞いてみたいです。

入社後は大阪支社の関西版編集部で4年。
22歳から26歳まで勤務しました。
関わった「ぴあ本誌」の関西版は、ちょうど100冊。
辛いことも楽しいことも、いろいろありましたけど………やっぱり、僕の「青春」でした。


今日、買った「ぴあ」をパラパラとめくってみました。
僕がいたころとは全然、違った雑誌になってしまってます。
知っている人も、もうほとんど会社に残っていません。


それでも「ひとつの時代が終わったなあ…」と感じます。






posted by twins at 23:17| Comment(4) | TrackBack(0) | ●身辺雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
以前、ぴあのお話をちょっとばかし聞いていたので・・・
廃刊にはどのような気持ちなのだろうと・・・

ぴあの雑誌がなくなるとは知りませんでした。
最近はネット販売・情報が強いですものね。
ぴあからメールが届くので、雑誌を見ることが減った気がします。

時代なのでしょうかね。
Posted by ほだか at 2011年07月25日 19:50
昔、東京に上京した際、情報を得たければ「ぴあを買え」と言われたことがありまして、田舎者の私は読んでみてなるほどなぁ、と思ったもんです。(ぴあなんてまるっきり眼中にありませんでした)
がこんだけインターネットで情報過多になってくるとぴあのような雑誌は
難しいのがよくわかります。まぁでもよく持った方だと思います。

Posted by Y2 at 2011年07月26日 10:49
★★★ほだかさん
そういえば、お話しましたねえ…
時代の流れなので、しょうがないのですが、やはり一抹の寂しさを感じます。
「雑誌を作っていた方」でしたから。

でも、ネット時代になれば、生き残れない雑誌であったことは確か。
僕が在籍していた頃からも、「ぴあ本誌の将来は?」ということが、盛んに語られていました。
Posted by twins at 2011年07月27日 10:55
★★★Y2さん
「ぴあを買え」とは、また懐かしい(笑)
僕も学生時代、東京へ行く時はいつも「ぴあ関東版」を買って、芝居の情報を調べていました。
もちろん関西版を買うことはしょっちゅう。

雑誌の寿命は、一説には20〜30年とも言われます。
今の「ぴあ」は昔の「ぴあ」とは全然違うものになってしまっていましたが、よく続いたものと思います。
Posted by twins at 2011年07月27日 10:57
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