
一昨日、1月30日の午前中。
某版元(出版社)とメールのやり取りがあって、31日に急遽、盛岡まで日帰りで取材に出かけることとなりました。
ちょうど外出する用がありましたので、ついでですから新幹線の切符も買っておいて、その帰り道のこと。
耳元で、「せやったら、同じ方向やし、『あけぼの』の取材も一緒にやったらええんちゃう?」と、悪魔が(?)ささやきはじめたのです………(^_^;)
実は別の出版社の企画で、寝台特急「あけぼの」の、言わば"惜別記事"を書くことになっており、近々出かけるつもりだけはしていました。
盛岡での取材は、31日の午後遅くです。
時刻を調べてみたら、盛岡から新幹線で青森へ回って31日の上り列車に乗るのは厳しいのですが、まさに「今日の今日」。
30日の下り列車に乗って、31日午前、青森到着後に盛岡へ回ることにすれば、ちょうどよいのです。
ならばと即断即決。愛用の武蔵溝ノ口駅の「みどりの窓口」に飛び込んでみれば、最初の段階では、すべての席種がいっぱいでした。
それはそうでしょう。「お別れ乗車組」が殺到していることは、聞き及んでいます。
しかし、諦めることはありません。
お腹も空いたので、お昼ご飯を食べて、再び先ほどと同じ窓口で尋ねてみれば。
1時間ほどの間にB個室「ソロ」が1室、空いておりました〜(^_^)v
写真がその貴重な?切符です♪

ということで、30日上野発の青森行きに無事、乗り込んで、お仕事開始。
写真は「狭いながらも楽しいわが家(笑)」

ところがです。
翌31日の朝。6時過ぎに「おはよう放送」が入ってみれば、「あけぼの」は約80分の遅延!
定刻なら秋田の手前のはずが、まだ山形県の余目を出たところとのこと。
この日の朝、秋田から山形にかけての日本海側は暴風雪に襲われて、「あけぼの」が走る羽越本線は運休列車続出。
「あけぼの」も徐行を繰り返したため、遅れていたのでした…
ほどなく、酒田に到着。
ここから先が、風雪がひどい区間です。
列車は発車を見合わせ、ぴくりとも動かなくなりました…
風はおさまる様子がありません。
そのうち、秋田まで列車代行バスを出すとの放送が流れました。
「あけぼの」に乗って帰るだけなら、何時間遅れようと、最後までつき合うのですが、午後の取材に行かない訳にはいきません。
記事は書けそうですし、即、代行バス(写真)へ転身です。

バスは約2時間かかって、秋田に到着。
「こまち32号」(秋田10時56分発→盛岡12時39分着)の発車に間に合いましたから、やれやれです。
この列車も強風による運転見合わせで、15分ほど遅れましたが、大勢に影響はありませんでした。

盛岡での取材先はここ。
バタバタしましたが、目的は達しました。

帰りは「こまち44号」(盛岡18時07分発→東京20時36分着)にしました。
何となく、併結の「はやて」ではなく、「こまち」に乗ってみたかったのですが、席に座ってすぐ爆睡でしたので、どちらでも関係なかったです(汗)
posted by twins at 21:07|
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●鉄道と旅
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