今日は台風26号が関東から東北、道東にかけて来襲し、首都圏の鉄道が混乱したり、帯広や旭川では雪が降ったり(驚)と、大荒れな一日でしたが………
僕が今日、取材して回っていた道南は比較的、穏やか。
雨は一日中降り続いていましたが、風はあまり強くありませんでした。
ちょっとしたダイヤの乱れこそありましたけど、仕事も順調に進んでいます。

さて。少し早めにひと段落できたので、台風の日に函館にいるのも何かの縁?
夕方に、写真の
台風海難者慰霊碑(通称:洞爺丸慰霊碑)を訪れてみました。
津軽海峡線の東久根別で降りて、雨の中を歩いて20分ほど(七重浜駅の方が少し近かったかもしれません)。
海岸近くを通っている国道228号線沿いに、小公園風にしつらえてありました(写真)。
周囲はいわゆる「ロードサイド型店舗」が立ち並ぶ、今時の地方都市の郊外。
慰霊碑の両隣りは、docomoショップとドンキホーテです…
この慰霊碑は、1954(昭和29)年9月26日の「洞爺丸台風」で沈んだ5隻の船に乗っていた、計1430人(異説あり)の霊を慰めるため、翌年に建てられたもの。
一般に「洞爺丸事故」として知られている、海難事故です。
沈んだのは、いずれも青函連絡船でした。
1155名と最大の死者・行方不明者を出した洞爺丸をはじめ、第十一青函丸、北見丸、日高丸、十勝丸の5隻です。
僕がここに着いた時には風があり、写真を撮るのも往生しました。傾いているも、風のせいですよ。
函館港内にいた船も、沖合に避難している状況(写真の右の方に写っています)でありました。
ここは洞爺丸の沈没地点に近いのですが、写真の左の方に函館山の山頂が写っており、本当に函館港のすぐ外。
こんなところで大惨事が起こったとは、船のことは詳しくはありませんが、信じがたいです。
強風と雨の中。すべての交通機関の安全な運行を祈りました………
posted by twins at 19:03|
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●鉄道と旅
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